1952年創業でモルドバ初めて、古典的なフランスの製法によるスパークリングワイン制作を始めたクリコヴァ社は、現在も国内でのスパークリングワイン売上のトップを占めています。年間450~500万本のワインを製造・輸出し、世界でも珍しい「カベルネ・ソーヴィニヨン100%」の瓶内二次発酵を用いたスパークリングワインや、土着品種100%のスパークリングワインも手掛けています。 クリコヴァ社が位置する地域は、古くから肥沃な大地とワイン造りに勤勉な住民に恵まれた独特な土地柄で、その歴史は1952年に遡ります。深さ60~80mの地下には、120kmにもおよぶ並外れて恵まれた天然ワイン貯蔵施設があり、約100万本もの豊富な希少ワインのコレクションを持っています。レストランやホールを構えた複合施設等も有し、 2003年に国家遺産の対象となっています。葡萄の実りに対する献身と情熱を持ち続け、ワイン産業に貢献し続ける、モルドバの国家的シンボルの1つとなっています。