ミニス・テリオスは、首都キシナウにある家族経営のワイナリーです。全ての始まりは、2013年にブルゴーニュのワインビジネスの修士課程を卒業したばかりのダンとディアナ・プリサカルがワイナリーを始めるという突拍子もないアイデアを持っていた時にスタートしました。
　不可能のように思えたアイディアでしたが、当初はレストランのナプキンの落書きに過ぎなかったコンセプトが僅か4か月の苦労でぴたりとシーズンに間に合い、機能的なワイナリーになりました。
　程なくして、ミニテリオスワイナリーはモルドバ市場のトップ生産者の1つになりました。2013年当初は2千本の生産でしたが、2019年には2万本の生産に成長しています。ダン・プリサカルは、知識だけではなく作り手の直感と熱意が最善最適の味方であると考えています。「ワインは子供と同じ。生を与え、育て、世に送り出す。そしてやがて誇りとなることを期待する。」良質のワインは葡萄畑から始まるという信念を持ち、葡萄畑の作業を全て自らの手で最高水準に仕上げています。